Jacques-Marie-Émile Lacan
ジャック・ラカン
1901~1981
精神分析をした
ラカンの精神分析は、映画研究によく使われる
Ferdinand de Saussureの記号論を使って、Sigmund Freudを再構築しようとした
人間の主体は以下の2つより構成される
想像的同一化
象徴的同一化
3つの領域で精神を捉える
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想像界
イメージ
象徴界
言語、記号
現実界
イメージでも言語でも捉えられない領域
認識から逃れる領域
後期ラカンは、現実界を重視するようになった
1953年からゼミを開いていた
出席したことのある人
Roland Barthes
Michel Foucault
Louis Pierre Althusser
Claude Lévi-Strauss
Pierre-Félix Guattari
Jean Hyppolite
Paul Ricoeur
Maud Mannoni
双数関係
母子関係
子からみる、母との同一化
母は子に欲望を注いでいる
しかし子はその欲望を理解できない
母は言葉を知っているが、子は言葉を知らない
シニフィアンの不均衡が生じている
去勢
言語による幻想的母子関係の破壊
ラカンの発達論
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概要がわかりやすいmrsekut.icon*2
人間の赤ちゃんがどのように成長していくか
最初は自己が独立できておらず、(広義の)母と一体的な状態にある
母が自分を置いて台所とかトイレに行ってしまうことで疎外を感じる
一体的な状態に穴が空く
ランダムな疎外を経験した後に、お乳をもらう体験により享楽を感じる
死の欲動
父の邪魔が入る
これを去勢と呼ぶ
母子一体には戻れないという喪失を感じる
オイディプス・コンプレックス
父を憎む
母の欠如を埋めるために人生をやる
人生の中で対象aを求め続ける
著書
「エクリ」
入門書
疾風怒濤精神分析入門
最初に読むのが良いらしい
人はみな妄想する ジャック・ラカント鑑別診断の思想
ラカン 哲学空間のエクソダス
ラカン入門
向井雅明
http://kenyokoawfs.jugem.jp/?eid=26
https://www.osaka-geidai.ac.jp/assets/files/id/844
/mrsekut-book-4065274850/096 (第五章 精神分析と現代思想 ラカン、ルジャンドル)
超入門